「まいった香!! 乳香の天○堂ここにあり」 2011.10月号



日本アロマセラピー学会認定医 千葉栄一先生の論文より

都内デパートの香り関連フェアの案内状が、九州の香料会社(天年堂)から毎年初夏に届きます。

 私が購入するのはお香や精油ではなくオマーン王国の乳香の塊です。

 乳香には口に入れてガムのように噛む目的の乳香と、香りを楽しむ乳香とが別々にあります。乳香は、古くから医療用としても用いられてきました。わが国では、江戸中期に「乳香散」という歯磨粉がありました。歯科医学の分野では、虫歯の穴の詰め物として用いられてきた貴重な薬剤です。

 欧州では、紀元前から輸入しており、当時の上流階級の家庭では、子供が生まれると病気予防のために、黄金より高価な乳香を火鉢で焚いていました。

 乳香には、α―ピネン、β―ピネン、リモネンといった、モノテルペン炭化水素類が多く含まれています。ピネン、リモネンはいわゆる森林浴効果の主役であり、抗菌作用、抗ウィルス作用、抗アレルギー作用を有しています。

 中国の本草書やわが国最古の医学書「医心方」にまで乳香の処方を書いてあるのを見ると、シルクロードによって、アラビアの乳香が、インド、中国を渡り日本にまで来ていたことが分かります。

くるめすたいる本文中の
「超有名百貨店」とは、高島屋日本橋本店のことである。
化粧品のS堂とは、資生堂のことで研究所所長とは、中村祥二という方で、「国際香りと文化の会」会長でもあられる。

いままで、手にしていた乳香は、ゴムのような匂いで、日本人には難しいと思っていたが、オマーン産の乳香は、甘くていい香りがする。

世界で最も高価な「アムアージュ」という香水をご存知か?これを販売してくれとわが社に依頼があったが、現在ペンディング中である。

我々の乳香は、オマーン国の皇太子の所有のお庭から取れたものである。

ヤフーで「乳香 御香」を検索すれば、最初に弊社ホームページが出てくるという快挙である。(何の操作もしていない)

この香り、キリスト圏の人たちに人気がある。
これを、ドイツのアンビエンテという見本市で確認してきた。
外国の方からの注文も、乳香の御香が多い。
この頃日本人の間でも、人気が上がりつつある。
商品にオマーン大使からのメッセージ入りのもある。

興味がある方は、ご注文を!!!


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