先週の題は「ジンの匂いで私まで酔わせるつもりね」のフレーズは、増位山の「そんな女のひとりごと」から取りました。あんまり意味はありませんが、「仁」繋がりです。
先週の最後に、―「手塚治虫の宗教感見付けたり」それはある人のコンサートにてーというようなことで終わっていますが、
そのコンサートとは、チベット出身の歌手、「バイマーヤンジン」という人のです。
この方は、お嫁さんとして日本に来たのですが、チベットとの違いは、教育にあると気付かれ、自分お得意な、歌を披露し、コツコツためたお金で、チベットに13校ほど学校を建てました。
歌も上手いのですが、話が上手で、上演前に読んだパンフレットを読んだだけで、泪が出てきました。
コンサート途中で、
「チベットでは、いい事をするとまた人間として生まれ変われるけど、悪い事をすれば虫に生まれ変わる。」
という言い伝えがある、と言ってありました。
ははーん 手塚治虫の仏教の原点は「チベット仏教にあり」・・と思ったしだいです。
そういえば、インターフェロンやトレハロースで世界的に有名な岡山の林原生物化学研究所は、「チベット仏教聖典」を翻訳し、医学の解明をしていると言う話を聞いたことがあります。
また、ビートルズ中期の名盤「リボルバー」は現代音楽に目覚めたジョンが、電子音楽的な音を取り入れた「トゥモローネバーノーズ」という英語にならない曲名で「チベット仏教」に影響された曲を作ったと、いうことがあります。
この曲は今になって評価が高くなってきたと聞きます。この曲は、チベットの山奥から鷲が何羽も何羽も飛び立ち降りてくる様子から始まる曲です。
僕はこういう事を考え、「親鸞750御遠忌法要」に行って来ました。
さあ来週は、どんな「仁」の話でしょうか。
えっ、ジンの匂いの意味がわからない???
この歌での意味は「ジントニックのジン」でしょうが、
私達、お香やさんは「ジン」といえば、「沈香」のこと。
でも大学生の頃(30年前)「ジン」はよく飲んでました。
どんな味か??
その辺から来週の話にしましょうか。
やあ、人に生まれ変われた方に感謝感謝!!