御来光

雪景色2023.1

確かに、「ホワイト正月」と言っていい程、全国的に、雪の多い正月になりました。

年賀状の続きに書きました、福岡の銘菓「雪ウサギ」を食べたからでしょうか。(意味不明)

福岡といえば、タモリと武田鉄矢がよく博多弁を披露しますが、その中に

「ここ、とっとっとー?」「とっとっとー」「あーとっとっとー」と、空席の確認の言葉があります。

「鶏でもいるのか」というのが、落ちになりますが、私は「兎っ兎っ兎―」と思えてなりません。「あーだから、うさぎは一羽二羽と数えるのかー」というのが僕の落ちです。

 正月の話に戻りますと、私が起きたときには、綺麗に晴れていて、思わずお日様を拝みました。

 

 一面真っ白です。お日様の方向にある高良山に車で登ることは出来ないでしょう。

高良山は久留米にある霊峰です。この山には、1620年ほどの歴史があり、九州最大の神社建築といわれる、日本でも有数の神社である、高良大社があります。

 ですから、筑後地区では、高良山に登るとは、高良大社にお参りするという意味合いになります。

 

 私は、学生の頃、この高良大社で警備のアルバイトをしました。27時間休憩無しその後3時間ほど休んで、残り20時間みたいな警備の仕方でした。

 「寒くて、きつくて、眠くて、寂しくて、腹が減った、そして怖い」という状態でした。

とうとう、ぼーっとして、「今日はどうしてこんなに人が来ているんだろう」と思い「あっそうか、正月だ」と何度も自分に問い質すことでした。

車の整理をしている時に、気付いた事がありました。これは自分達で勝手に止めてもらったほうが、スムーズにいくということです。

僕はキャプテンではありませんが、勝手に休憩する事を決めて、駐車場係りに声をかけて休んでいました。

主任がやってきて、怒られましたが、「ちゃんと上手くいっていますよ」と言って納得させたら、その主任も一緒に休憩しました。

そのような思い出のある、高良山には、3日の日に登りました。ヤッパリ警備員が、止めているので渋滞しています。

私達の教訓が生かされていないなと思って警備員を良く見たら、警備会社が違っていました。

 

高良大社にて娘と二人、おみくじを引いたら、二つとも「大吉」でした。

娘の「全部大吉を入れているんだよ」という言葉は聞かずに、今年はなんだかいいことがありそうだという気分で一杯です。

 「お腹が空いたよ」という子供の言葉にで「梅が枝餅」を買って食べましたが、元々「梅が枝餅」は、大宰府の有名なお土産品です。

 お土産といえば元々、お「みや」に「あげ」るが語源という説もあり「宮笥」と書きます。

福岡の銘菓「ひよこ」は東京に進出し、「東京おみやげ」として上野駅のキオスクの売り上げNO1に輝いています。

「辛子明太子」も山陽新幹線開通と同時に売り上げ倍増しました。

昔はお宮の参道、今は新幹線や、空港。人の動くところが変わっても、其々にお土産あり。

昔は、お宮に捧げるもの、それから、近所やお世話になった人たちに、今は、自分の為に。

いろいろと変化しそうですね。

 

「ホワイトお正月」。子供達は喜んで、外に行って、2歳の妹へのお土産は「氷柱」でした。

さー、今年はご来光を拝み、大吉を引いて、気分のいい年明けになり、どんなお土産が待っていることか。

 

 この答えは、年末のこのブログで

 

ぜーんぶ大吉を入れてくださった高良の神様に、感謝申し上げます。

 

※クルメスタイルのブログも開けて詠んでください。