出張先である淡路島からの帰り、神戸からの新幹線の中から、ボクシングのTVの録画を妻に頼んだ。もう8時半、後30分しかないので、試合が終わっているかもしれない。

10時ごろ帰り着き、「もう映っているかわかんないよ」しかしまだやっているのを見ることができた。長谷川の目尻が出血している。負けているのか。「途中の判定、長谷川大きくリード」アナウンサーの声。しかし、相手の攻撃がすさまじい。長谷川もバテ気味。一発当たればノックアウト。最後までわからない。「歴史に残るすごい試合です」アナウンサー。
何故この試合を、出張先から録画を依頼するほど見たかったか僕にも分からない。全てが終わり、途中経過通りに、長谷川判定勝ち。「すんませんでした、不甲斐ない試合をして」
「天国に行った母ちゃんは喜んでいると思います」僕はこの言葉を聞くために、録画を依頼したことが分かった。しかも、残り30分だったので、録画できた事実が分かると、全くその通りだったことが分かる。彼の謙虚な発言。母への思いと感謝。そして人には言えない努力。この三つのことで彼は勝ち、またここから始まる。


 双葉山の記録に届かなかった、白鵬。「いまだ木鶏に足りえず」と言ったのは、双葉山が69連勝後、である。その事を、白鵬は知っていたのか。双葉山は69連勝の後、3連敗している。しかし、双葉山の反省の下、白鳳は連勝し見事に優勝。


 かたや魁皇関、12勝とは恐れ入った。同期の元相撲取りに聞いたことがある。「魁皇は相撲が好きだから、横綱にはならない」と。聞いたのは10年ほど前か。
モンゴルでは魁皇、大変な人気だとか。


 只管、直向に、頑張る人は応援される。
信じられないことだが、双葉山は、土俵に立つときは毎回、足が震えたと言う。また空手の大山倍達も試合前は、足が震えて仕方なかったと言う。
これぞ真剣勝負。「いまだ木鶏に足りえず」の心がないと、連勝を続けることは出来ないのだろう。


目を突かれても、試合をし続け優勝した柔道家。あっぱれですね。


スランプと言われている真央ちゃん。これからが勝負どころか?


TVで言っていました。ゴルフ界で何故韓国勢が強いか。
国挙げてサポートしているのもあるけど、試合中あがらない・・と
ハングリー精神ウンヌンという意見もあるけど、もはやハングリーでなくなった長谷川選手は、「親孝行」と「謙虚さ」と「木鶏」になろうと言う心がけでチャンピオンになっちゃし、もっと勝ち続けていくだろうと思う。
 長谷川も、白鵬も、魁皇も、真央ちゃんも今度は追いかけられる方になる。
歌舞伎俳優が、喧嘩する場合か。こちらの真央ちゃんも大変だ。


 録画が出来たことに、感謝感謝!!