先日、熊が道路をのっしのっしと我が物顔で、歩いている写真を見ました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まるで映画のように
でも熊にすれば、人間がいつも勝手に我が物顔で・・・と思っていることでしょう。
車を見ては、いつの間にこんな生き物がって・・・・・・・・・・・・・・・・
その辺のことが気になって、熊を見に、秋田の山奥、白神山地周辺の秋田杉で有名なところへ・・・・・。
もちろん鈴を着けて。前日の晩、ご一緒する方が言いました。「今晩家族の方に、電話していた方が良いですよ」熊に襲われて最後になるかもしれないからと、「熊に言っておきます・・・稲生さんのほうが美味しいですよって」秋田の人はすまして冗談言うのですかね。
本当の目的である、日本一高い杉の木の場所に着く途中、その人が言いました。
「ワー熊が出たー」っと。出たのは今流行の「山ガール?」二人。でも何にもかっこいい「山ガール」風の、持ち物は無かった。50過ぎのガール。
「先に行ってください・・・熊避けになるから」「女の人は良く喋り、ウルサイから、熊避けにはもってこい」だって。
一時間ほど山歩きをして、下りてからの話。
「あっつ、この鈴、稲生さんが着けてたやつ。これは、北海道のお土産で買ってきたやつですねー。私のは、ここ秋田で買ったやつです。北海道の鈴は、秋田の熊には効かないなあ。」「もしもし、北海道の熊と、秋田の熊は違うのですか?」
「北海道のは、羆(ヒグマ)・秋田のは、ツキノワグマ」納得
「でも下りてきて言っても、もうおそかろー」
まー冗談がうまい、クレバーなお人は、お酒の好きな人でした。
この方のことは、いつか詳しく紹介します。
秋田の人は、お酒が強いDNAがあるそうです。
・・・・・・・・・・・そこでピンと来ました。
たぶん秋田人は北欧から来た人ではないかと
ヤレ色白で・・・・ヤレ美人が多く
ヤレ酒が強い
そして、「なまはげ」これに良く似たお祭りが、北欧にあると聞いたことがある。
「なまはげ」の格好を白人という説もあるそうだが、
であれば、天狗や鬼が異人でしょう。
「なまはげ」の祭りそのものが流れ着いたのが、秋田地方であり、その人たちが、
色白で美人で酒が強いと考えたほうが、全て解決するのでは?????????
そして北欧には、日本と同じような、木造の家も(よく日本にある、洋風の木造の家を北欧の家と言ってるものと違い、もっと田舎の昔から家に似ている)ある。
山に登る朝、お日様がすごく綺麗だった。光の差し方が違っていた。
思わず、頭を下げ二礼二拍手、そしてお日様を凝視しました。
(たぶん高いビルがほとんど無いので、太陽が綺麗に見えるのでしょう)
その時の直感が、「もっと自然と交流する、仕事をしたい」でした。
きっと今後の天年堂商品は、そんな事を大事にしたものが登場してくることでしょう。
天に届くように真っ直ぐ伸びる杉・神と言われる熊の近くにあり、先ほど一緒に登った方のお人柄に酔いしれ、
私も生まれ変わったような、気分になりました。
決して秋田は「もう飽きた」ではない。
熊を大事にするためには、山を大事にする、山を大事にすれば、川も海の幸も良く取れる。
TPPの時代、日本の林業・農業・漁業を守ろう。
そんな気持ちです。
誰かが言いました。「どうして、山に登るのか」「そこに山がある(ガール)から」
北海道の熊鈴に感謝感謝!!