快挙なのかどうか、この頃ノーベル賞をとる日本人が増えてきたので、前回の時より、感激が薄くなってきた。

ずーと昔のことだが、野口英世と北里柴三郎がノミネートされても、落選した。しかし北里と共同研究者だった人はとれたのに。これは人種差別だったことが分かった。

逆人種差別なのか、ユダヤ人といわれる人たちが極端に多い。

 

ある発明をして、絶対にこの分野で、アメリカのC社には勝てないといわれたものに勝って、今や日本の技術になっているものがある。それを発明した人は、私の知り合いである。

この人が、今度の受賞に疑問を持っていることを明かした。

本当は受賞してもいい発明家が他のもっといるとのことである。実名を2・3言われたが、記憶に無いのは、私が知らない人だったからだろう。

その人曰く、「今度受賞した、パラジウムを利用した、カップリングという技術は、かなり前からあるもの」「これが受賞する理由は、昨年何の実績も無く、ただ言っただけで、受賞した、オバマ氏の非難があったからではないか」そして「その非難により、発明そのものの評価より実績のあるもの」に変化したのではないかという。

よく考えてみると、私にとってはどうでもいいことだが、発明家同士は、いろいろと考えることがあるのだろう。その人は「受賞基準を変えてもらえば、自分にも」と考えるのかもしれない。

 

ノーベル賞にも、運不運が生じる。しかし完全に不運だった人がいる。それは、スペースシャトルで打ち上げた、ハッブル宇宙望遠鏡のエドウィンハッブル氏である。

この方は、もともと、学者の前に、スポーツで有名になった人で、高校時代には、陸上で、大学時代はボクシングのヘビー級で、そしてヘビー級の世界チャンピオンとも戦えといわれた人だった。

学者としては、アインシュタインの一般相対性理論の宇宙モデルで宇宙が膨張拡大しているのを実証した人である。そして、新たに一般相対性理論を構築したアインシュタインが宇宙は収縮している結果になり、この埋め合わせの理論を発表したが、当のアインシュタインは、「生涯最大の過ち」と言ったという。このハッブルの法則を応用して命名された望遠鏡が先ほどの、ハッブル宇宙望遠鏡であり、このハッブル博士が、ノーベル賞受賞に内定し、通知の数日前に心不全で亡くなった為、受賞できなかった。

これが本当の不運であるが、スポーツに長け、数学・天文学・法律の学問をし、教員やバスケットのコーチをやり、法律事務所でも働き、第一次大戦(少佐)や、第二次大戦では軍人もやって、後のビックバン理論に影響を与え、世界一の頭脳と言われた学者に反省させた人が果たして不運なのか。

それに有名な学者は大概、社会に馴染まない人が多いが、いろんな職に付き、軍人としてやれた人は、そういないだろう。

 

いま、日本人でノーベル賞をとっている人の研究は、戦後のとにかく、高度成長期の頑張れニッポンの時代のものである。

 

 

中国が荒れてきた。レアアースを輸出しないそうである。「馬鹿だなー日本やアメリカがもう中国では製造中止だと言って困るのは、中国である。」と思っていた。

しかし、そんな呑気な事は考えてはいけないことに気付いた。

今、日本のノーベル賞受賞学者が教えている学生は、日本人はほとんどいなく、中国人ばかりである。「ばーか」といわれるのは、日本人である。

今年久しぶりに、子供の体力が昨年対比僅か、伸びたようであるが、まだまだ昔には程遠い。

野山を駆け回り、武道やスポーツをして、そして学問。これを文武両道という。明治維新のお偉いさんは、ほとんどが、剣の達人である。

 

ノーベル賞にノミネートされるような学者を多く出し続けるには、国の方針を変えないと出来ない。文武両道これを目指していきたいが、「2番じゃ何でいけないか」などの発想では、日本は滅びる。

日本人が差別されている現実で、「競争反対」という教育をし続ける、教育者がいる限り日本は発展しない。

日本の文化であり思想や教育である「和の精神」を押し進めないと、世界は平和にはならない。と考えれば、国が栄えなければ、平和の指導者になれない。

 

腕相撲と、駆けっこしか自慢できない私が狙えるのは、平和賞か?

皆さん私が平和賞を取れるように、日本の教育を昔の寺子屋のように変えるように、国に計ってください。

 

線香の本当の利用方法は、世界平和に繋がるはず???!!!

 

未来のノーベル賞候補者へ感謝感謝!!頑張れニッポン