先週の日記に、この日記を書き始めて、一年が経ったことを知らせた。
第1話「はじめまして 店主はビートルズファン!」
第2話「店主は黒澤明ファン」
という話から始まった。
ビートルズファンだが、取り分けジョンレノンが好きなのは、彼の芸術性の高さにある。
彼は、絵の才能を見抜いた、中学の先生が、美術学校を薦めた。
ビートルズの時、「In His Own Write」「A Spaniard In The Works」という二冊の詩の本も書き挿絵も描いた。「In His・・」は「英語の質やイギリス的想像力の低下を嘆く人は、注目すべき本」と評価されている。
方や、黒澤明も絵描きを目指して、洋画家・岡本唐貴(白土三平の実父)に師事し、二科展にも入選している。
ジョンは幼い頃から、本が好きで、「ジャスト・ウィリアムス」や「不思議の国のアリス」などを、読みふけった。ジョンは、自分の感性が他人とは違っていることに早くから気付いていて、「自分に見える世界が他の人には見えないらしい」と悩んでいた。
黒澤も、読書が好きで、ドストエフスキー・トルストイ・ツルゲーネフなどの、ロシア文学を好んで読んだという。
ジョンは、ビートルズ時代、日本の俳句やチベット仏教に影響された曲を作っている。そして作詞の韻の踏み方が面白くて興味深いとお偉い学者連中の研究材料にされた。それを皮肉って「アイアム ザ ウォーラス」という曲を作った。
ジョンは、結婚して度々日本に来ていた時に、自分で日本語の勉強のために絵本を書いた。
また、息子のショーンが生まれ、ショーンのために、描いた絵本がある。
本当に素晴らしい絵本だ。この一部を紹介する。
「JOHN LENNON リアル・ラブ」より
この絵本を見た小2の次女が「サルがバナナを食べながら、足を電話にしているところ」という絵を描いた。あーーー驚いた!!!すぐに描くのが恐ろしい。どうしてサルなのと聞いたら、「だってお母さんは申年だから」・・・って。
黒澤も作詞もしているし、もちろん脚本もする。音楽も関わる。絵コンテも描かれて本屋で売っている。
どちらも、才能が豊富で、その才能は、世界に広がった。また二人とも料理もする。こんな二人を好きな私は芸術はさっぱりだ。
小5の長女は、ピアノと水泳・かけっこが得意。絵も入賞するが、個性的なのは次女の方。ああまた親馬鹿をしてしまった。
3人の娘たちに、芸術家になれとは思わないが、周りの人々を幸福にしていく何かをしてもらいたい。
差し詰め私は、お香で周りの人々にお役に立ちたい。
お待たせしました、品切れの「圓空」が漸く出来上がった。
ご注文されたし。きっと幸せになれる・・・ハズ。
才能溢れる人たちに、感謝感謝!!!
ジョンの誕生日を記念して(1940年10月9日そろそろ古希の祝い)