暑さ寒さも彼岸までといいます。

猛暑猛暑と言っても、「そろそろ涼しくなるよ、もうすぐ彼岸だから」・・って思っていました。ところが、今日から彼岸入り。「めっきり涼しくなったね」という感じにはなりませんね。

 

先週は、4日続けて、お通夜・告別式に行ってきました。「今年は、亡くなった人が多いですね」と誰かが言いました。私は「うん」とは言いませんでした。「ちゃんとした統計があるとね。」

 

今年になって、100歳以上の高齢者が、実は随分前から亡くなっていたことが判明したのだから、「統計」なども信じられませんが?

 

ただ、葬式に行って思うことがあります。

  1. 人はいつ死ぬか分からない。だからいつも大事にしたい。

  2. 誰でも、家族や知人にとっては、かけがえの無い人。−其々。素晴らしい役目がある。

昔は、「死んだら、もう会えない・話ができない」と思っていましたが、

今は、「また会えるよねー」と思い、自分たちが正しく一生懸命頑張っている姿が、先祖供養になると。

それから、4つの葬式を立て続けに経験して思うのは、

“人間全て一緒・・・大した差は無い”

“人類そんなに進化していない”

でも確実に、前に進んでいると。実はこの僅かな進歩が、大事だと。

人間全て大した差は無い。だけどその差が大きいと。

 

今日朝6時ごろ、「みーんみーん」と蝉が鳴いていました。

先週のTVも「民・民」と大きな音で聞こえてきます。

ちょっと前の選挙でも「民主のみん」「自民のみん」「国民のみん」「みんなのみん」

・・・・・・・???

みーんな一緒だなーって思いませんか。

14日以降は「かーんかーん」という音が大きなってきました。

 

そして「菅も官も強くなる」。TVでは、どちらも総理として力量不足で、誰も期待していないと報道します。

 

結局、強いのは「官」だけで、「民」はどんどん弱くなるでしょう。このままだと優秀な民族だといわれているお隣の「かん」にも負けることに。(もう負けているよ)

 

「人間はみな一緒、大した差は無い」

だけど、自分を省みず、全てを、世のために打ち込む、この姿が先祖供養になる。

転生輪廻を信じれば、先祖供養は、自分自身の供養になる。だから死ぬまで頑張り続ける。

 蝉は、6年以上も土におり、成虫になって、1週間ほど鳴き続けて死ぬ。

蝉もやっぱり「ワシワシワシ」と鳴くやつもいるが、

彼岸になっても鳴く蝉は「みんみんみん」と、民が大事だと、注意してくれているのだろうか?

 

暑さ寒さも彼岸まで、本来今日から、景気回復となってほしいものだ。

 

一生懸命に生きている蝉達に、供養の意味も含めて感謝感謝!!