NHK朝ドラの「ゲゲゲの女房」は、録画して必ず見ている。水木しげるが今後どうなるかなんて、子供時代を思い出せば分かることだが、(悪魔くんや・ゲゲゲの鬼太郎・河童の三平などがTV放映され、ゲゲゲはこの間まで放映されていたので、貧乏暮らしは続かない)なぜか録画までして見てしまうのはなぜだろうか。

 

丁度それは、ストーリーが決まっていてほっとする、「水戸黄門」や小さい頃よく見ていて、今見ても飽きない「トムとジェリー」と同じ心境で見ているのだろうと思う。(トムとジェリーの場合、たまに絵が変わるがこれは違和感を感じて嫌だった。また、英語版もだめ。英語版で驚くのは、字幕と日本語版が違うことになっていること)

話を「ゲゲゲの女房」に戻ると、一貫して女房や周りの人が、いつかは成功すると信じていること。そしてしげる本人も、一心不乱に、一つのことに打ち込み、自分の生活方法を曲げないこと。これには恐れ入る。

どんなに貧乏になっても、ちょっと贅沢することを忘れないのは、武良家(本名)が昔の豪族だったからだろうと思う。

そんな人は、いつかは昔みたいにと這い上がりたいという強い思いがあるため頑張る人が多いはず。そして成金主義にはならない。

その辺のところは、TVでもさりげに伝えている。

とにかく、一つの事を大いなるこだわりを持って、一心不乱にやることがその人の成功に繋がることは、このTVでも良く伝わってくるので、いよいよ漫画が評価され、TV放映が決まり、才能を見抜いていた昔の友人に電話をする場面では、泣いてしまった。

 

このTVを見るたびに思い出すのが、久留米梅林寺出身で、妙心寺第677世東海大光老師の御言葉である。(財)禅文化研究会発売のDVDにて「一筋がよし寒椿」という言葉を、題にされ、「どんな人生であれ、どんな人生であれ、一旦自分がこれと決めたら、その道を一心不乱に突き進む尊さ」を教えていただいた。

この方がお役目を終わられ、久留米の梅林寺に帰ってこられたことを祝うパーティに出席し、お会いする事があった。

ご高齢なのに、富士山を登山される脚力で、パーティ会場を小走りで、入場されたが、本当にお元気で、名刺をお渡した時、「あの南久留米の線香屋さんでしょ。お父さんを知っているよ。」といって頂いた。頭脳も抜群である。

ご老師というと、もうお爺ちゃんのイメージだったがよく考えてみると、多忙大役を毎日こなされるのだから、病気や呆ける暇など無いはずである。

まさに「一筋がよし寒椿」を地で行ってある。

 

今度は、今の梅林寺のご老師が、久留米青年会議所でご講演をされる。そのときに私のブログの宣伝でもしていただければ有難いなと思う。

「一筋がよし寒椿」のDVDを見ながら、天年堂のお線香を焚き、そのまま座禅をすると、人の気持ちも判るようになり、商売繁盛・家内安全間違いないでしょう。

 娘二人(小5・小2)があるお寺で、座禅を体験した。その日お風呂に入っていると、下の娘が、風呂の中で何かしてる。座禅だった。「面白いね座禅は。」と言っていた。

妙心寺の第677世ご老師も、小さい時よりお坊さんになりたかったと言っておられた。まさに「一筋」である。

 娘たちは、どんな人生を選ぶのだろうか。自分とは何かを探すのが人生かもしれない。

そうだとすると、一つの事をやりながら、全ての事を悟るのが人間なのか?

 TVも漫画も読みながら、何か役立つヒントを掴むのが、小さな悟りということか。

 今度の久留米青年会議所でのご老師のお話をヒントに悟り方を悟ろうっと???

 

お線香屋さんに生まれたことに感謝感謝!!