上海万博が開催した。歌の盗作問題。マスコット然り。今まで中国のモノマネ問題がクローズアップされている。

さて大阪万博の頃の日本はどうだったのだろうか。M下電器は、マネシタと呼ばれ、海外の商品をまねして安価で売り、成長した。

 音楽もボブディランの曲を日本語にしただけの歌が流行り、ビートルズそっくりさんが出てきたり、ほとんどモノマネといっても過言ではないものが横行していた。

 そのダブルモノマネが、ジーガムという電器商品とそのコマーシャルソング(O滝泳一)ではなかろうか。

 もっと前に戻ると、明治維新然り、漢字然り、古代の日本然りである。

信長の長篠の戦の鉄砲の使い方は、フランス軍の真似とか、その戦い方を家康が関が原の戦い(大坂の陣だったかも)で真似したとか。

 いずれにしても、日本でいう、大阪万博の時代は、モノマネ合戦だったのではないかと思います。

 因みに、大阪万博の時代をテーマにして出来た映画「20世紀少年」の主人公は、同級生が猪年ということだったので、私とも同級生になる。

 堺屋太一が演出した、大阪万博では、ネクタイをはずし「カジュアル」な格好で旅行することと、外でも食べられるレストラン、自動販売機の設置などの、アメリカンスタイルを一挙に取り入れ、近代化を進めた。もっと因みに、細野晴臣率いるキャラメルママ(後のティンパンアレー)というバンド名は、万博で事件を起こした青年たちのことを表現した言葉。その頃の時代を物語るバンド名である

 その中で、今の携帯電話の元となる技術を発表するなど、技術大国になっていくことを示していった。

 こうして真似だけではない日本の技術を世界に知らせ、日本の生きていく方向性をはっきりと示した。

 中国の発展には、真似が必要だし、真似しすぎると、世界からバッシングが起こることを始めて知ったのではないだろうか。

 中国政府は、上海の一般的なライフスタイルである、パジャマで町をうろつくのは、禁止させて、バスなどもちゃんと並ぶことを指導している。

 福岡だって、東京と比べると電車に並ぶことは、ずーと劣っていた、やっとこの頃きちんと並ぶようになったのではないかと思う。

 まだまだ中国は、開国したばかりの日本と、戦後の日本と同じところがあるのではないだろうか。

 ただ日本と違うのは、膨大な大国ということと、人種がさまざまということ。

 このことは軍事力がしっかりしていないと、統一が甚だ難しいのではという問題も出てくるのではないか。

 これは、西郷隆盛が、「今韓国の問題を解決しないと、100年後遺恨を残すだろう」といって、丸腰で韓国に行く、それで自分が殺されれば軍隊を出してもいいといったので、征韓論という風にいわれたけれども、本当は、諸国問題を平和に解決しようと動いたのが、征韓論者につぶされたのが真実だったが、このように日本も、諸外国の問題をないがしろにすると痛い目にあうし、沖縄・アイヌ等のことはもっと手厚く扱って、その人らの文化を大事にしないと、中国みたいな批判を受けるかもしれない。

 他国の批判ばかり上手になってはいけない。

日本は最新技術とともに、独自の文化をしっかり伝えていくことが必要ではないでしょうか。

日本人の和の精神を今の日本人もですが、中国人も学んでもらいたいものです。

サー、我がブリヂストンのお孫さん、アメリカ・中国・北朝鮮・台湾と沖縄に関わる基地問題、どう解決してくれるのでしょうか???

まねしんぼうの娘たちよ、感謝感謝!!