もうすぐ5月になろうとしているのに、寒くてしょうがない日がちょくちょくあります。
これを「今年は異常気象だ」とのんびり構えている人も多いのには驚きです。
ちょっと前は、「地球温暖化だ。」とみんな言っていました。この頃は、「地球は寒冷化の時期に入っている。」というと、「そうですね。」という人が増えてきたようです。
以前、このブログで言いましたが、小氷河期が1645年〜1715年・1790年〜1820年にありました。2007年から小氷河期に入っているという説があります。
これは太陽の黒点の変化でわかるそうです。
これは商売もそう。今の状況が事実であり、来年はもっと冷え込むことを前提に、次なる手を打っていくことを考えないと、この商売はなくなるという危機感がないといけないでしょう。
それに政治に翻弄されずに、自助努力により、顧客の創造をし、世の中にお役に立つ・業界にも喜ばれるサービスや、商品を提供し続けないと、生き残れないのではないでしょうか。
この頃、家に戻るとき、空を見ることが多くあります。星を見ると、なぜか、懐かしさを感じます。小さいときは、よく雲を見たり、夕暮れの太陽を見ることが多くありました。
懐かしさを感じ、泣きたくなる時がよくあるのと、なぜか、ほっとした様な気分にもなります。
日本人は、古代より太陽を神として大事にしてきました。たぶん理屈抜きに感謝の念を感じたのでしょう。
大宇宙・小宇宙という言葉があり、人間は大宇宙と同じように作られていて(小宇宙)、大宇宙の星の数と、人間の細胞の数が一緒である(約60兆個)という説があります。
それを信じれば、銀河系や太陽系は、大宇宙の諸器官にすぎず、地球は小さな細胞であると考えられます。
その中で生きている人間に、意識があるので、この地球にも意識があるのではないかと考えられます。
であれば、地球規模で、または大宇宙規模で、大きな流れがあり、たまには冷却しないと、体調が悪くなるのではないでしょうか。
そんなことを考えれば、たまには「ヨイショ」といって、寝返りもするでしょう。そのように考えれば、地球の地軸が変わることもありえます。
私は、高校のころ、雨の降り方が変わってきたので、地軸か少し変わったのではと思ったことがあります。
お釈迦様の時代の、インドは、いまの日本と同じような気候だったという説もあります。
いずれにしても、地球も進化しているのではないかと思います。「地球温暖化だから、環境対策をしよう。」という心は大事だと思います。しかし地球のことは地球に任せ、あまり大げさに考えなくてもいいのではないでしょうか。
というか、人間の力ではどうにもならないことが多いのではないでしょうか。だからこそ、小宇宙である人間は、大宇宙のことも考えれば、大自然(人間も含む)すべてが、自分の分身でもあり自分だと思い、競争のない世界を作ることが自分がやることではないかと思います。
宇宙を見て、懐かしさを感じるのは、自分が大宇宙の一部であり、生成の起源であることの証明ではないかと思います。
「宇宙即我」 という言葉は、小宇宙である自分は、実は大宇宙であり、宇宙の広さや、人の感情を計り知ることができるのも、小宇宙と大宇宙は一緒であるという意味ではないかと思います。
このことはあるとき、自分の手のひらを見つめて、細胞の中の粒子の動きは、太陽系の動きと一緒ではないか、であれば、この中に意識を持ったものが住んでいるのではないか、と思ったからです。
この事と同時に、ダーウインの進化論はうそだということも思いました。これは直感にすぎませんが、サルから進化の途中のものがいないことを考えてそう思いました。
元に戻ります。地球の温暖化も寒冷化も自然の法則であり、人間の力ではどうにもできませんが、人間は、自然も隣の人も、または悪人も同業者も自分であることを肝に銘じ、自分だけでも、大宇宙の調和を考え、行動すれば、地球全体も変わる方向になるのではないでしょうか。
当店は、自然のものを利用し、線香にしています。ですからなるべく、植林し、水車を利用したものを利用しています。
これは温暖化に関係なく、先祖からの言い伝えです。
こんな考えを、伝えていくことが、線香屋の使命でしょうか。
大宇宙に感謝感謝!!