久留米運送の二又大栄社長と有田の賞美堂本店の蒲地昭三会長が相次いでお亡くなりになりました。

二又社長は、本来は私などとお話にはならないような、大会社の社長さんですが、親戚筋ということもあり、いろいろな集まりなどでは、二又社長から近寄ってこられ、隣の席になることが多くありました。

また、蒲地会長は、「稲生君は生涯一番の親友である」と父の事を言っていただいたような仲で、現社長の桃子社長と私も親交を深めています。

私にとっては、「爪の垢でも煎じて・・」という方々ですので、ご一緒できただけでも、光栄の至りでした。

 

雑談ですが、二又社長は、7月に音楽葬というのをやられるそうです。たぶん、久留米市民オーケストラに多額の寄付をされ、立ち上がりのときに、いろいろとお世話をしていただいたからと思います。

また、蒲地会長は、京都から浄土宗総本山である知恩院より導師をお呼びしてのご葬儀でした。特別檀家として蒲地会長のことを紹介されましたので、知恩院に多額の寄付をされていたことでしょう。

二又さんは、久留米にお役に立つことを熱心にされたのではないでしょうか。

蒲地さんは、神仏に熱心で、文化事業としてもお役に立ちたいと思われたのではないでしょうか。「魅力ある日本のおみやげコンテスト2010」に賞美堂のワインカップが選ばれましたが、「これは、有田焼が認められた」と言われ、町全体に活気を戻していただきました。

そのように、成功を収められる人は、「男のロマン」ということで、常に夢を追いかけ、地域のため、文化のため、業界のために活躍される人でしょう。

私も少しでも人のお役に立ちたいと思っていますが、実力が伴っていません。

しかし成功した人は、成功する以前にそのような心がけを日頃からしていた人だと思います。

実力と行動力もありませんが、偉人のお二人に、爪の垢でも近づけばと思います。

感謝と報恩供養という言葉がありますが。

お二人のご恩に感謝し、報恩供養ということを行いたいと思いますが、さて、何が、報恩供養になるか、大変難しいことです。それを考えるのも、修行の一つですか??

 

 

 お二人の業績に感謝感謝!!

お二人のご冥福をお祈りいたします。