冬季オリンピック真っ最中です。日の丸飛行隊と言われたスキージャンプはどこに行ったのでしょうか。スキーの板を身長で制限してから、メダルが難しくなってきたようです。

 

しかしそれは言い訳に過ぎない。金メダルのアマン選手は172センチ。条件は日本人並み。その不利な条件以上に自分の長所を見つけ、短所を無くし成功したいい例です。

 

昔、バルセロナオリンピックで金メダルを取った、柔道の古賀俊彦選手は、試合の10日前に、歩くのに一カ月、柔道をやるには一年かかるという大怪我をしました。

本人に直接聞いた話ですが、その時金メダルを諦めなかったと言います。柔道は体重制です。最後の10日間で練習で体重を絞っていくそうです。大怪我のため練習はできませんので、飲まず食べずで減量したそうです。本当に水は口を濡らす程度。筋肉も落ちたでしょうから、最悪の状態でしょう。しかし最後まで彼は諦めなかった。そして金メダル。

金メダルを取る人はみんなこんな根性を持ち最後まで諦めない人だけが取れるようになっているのではないでしょうか。

 

私が大好きな上村愛子さんは実力100%出せたけど4位。優勝候補の人でも、オリンピックで勝つためには120%以上出せないと、ラッキーボーイが出てくるのでメダルは無理なんでしょう。そして古賀さんみたいにピンチをチャンスにする強じんな精神力が必要ではないでしょうか。

 

または、体操の金メダリスト具志堅幸司さんは、「体操の神様が降りてきた」と言ってありましたが、「人事を尽くして、天命を待つ」境地で、リラックスして演じることの喜びを味わう位でなければならないのでしょう。

 

トヨタがバッシングされていますが、ピンチがチャンスという事で、世界一の安全な車を作ることで、逆に良い宣伝になったという事を考えて頑張ってほしいと思います。しかしどの大会社も利益追求ばかりで、本当にお客の喜びの提供を忘れすぎて、不況になっているのではないかと感じます。

 

ピンチをチャンスに変えるキーワードは、他人の幸せを作りだす工夫でしょう。長嶋茂雄さんは、王さんよりも努力家だったと言います。しかしプロはそれを見せちゃいけない、お客に夢を与えることが一番大事だと言ってありました。

オリンピック選手はプロではありませんが、観客を楽しませ、自分もこの場を楽しむような気分でメダルを取るような精神の余裕がほしいものです。

 

これには反論もありましょうが、ランニングハイのハイな気分の状態を作れる人は強いと思います。

 

商売もそう、これでお客は喜んだ、だから自分もうれしいこれが商売の醍醐味でしょう。

そのためには心のリラックスが大事。「たまにはお香」をやってみましょう。

 

金メダルを作った職人さんたちに感謝感謝!!