先日「出前授業」と言って、我々経営者が先生となり、50分の授業を受け持つという事を、久留米商業高校で行った。この高校は先週書いたように、祖父や父や伯父が出た高校です。その高校出身者にはブリヂストン創業者や元副首相等もおられ、高校野球甲子園優勝を始め、柔道全国制覇3年連続、空手道全国大会制覇等名門高校である。

 

その高校での授業は「自分は自分の経営者」という題で、自分自身を如何にコントロールしていくかを伝えていった。

 

自己紹介の前に、「イキる」とはどう意味かを尋ね、「いきをし続ける」という意味という事を教え。「いきをし続けるために」何が必要かを尋ね、まずは食べることと言い、日本の主食は米だから「イネ」が大事であると言った。その「イネ」は「イキるネっこ」という意味で「衣食住」全てとして、あとは心が大事。その事を人類は「宗教」と言うように発展させた。その「宗」のウ冠は、「宇宙」という意味で、下の示すを入れて「宇宙を示す教え」が、「宗教」だと教えた。この「衣食住」の「物質」と「心」を「司る」つまりコントロールすることが、「自分の経営」をすることだと教え、「イネ」を「稲」・「イキる」を「生きる」と書き直し、「稲生宗司」で私の名前ですと、自己紹介をした。この時に笑いとどよめきがあり、掴みはOK です。

 

その後新聞の広告を切らせて、真実は少し曲げられて伝えてあることを、体験させ、自分の直感を大事にしなさいと教えた。その直感力を付けるためには、体験が大事で、勉強だけやってもだめという事を伝えた。

 

軍隊の図を書いて、ピンチとチャンスの形は全く一緒だという事を伝えた。

夢を持っていない若者が多いので、如何に夢を持つか、その夢はいかにして実現させるかを教えた。後は、親孝行がいかに大事か、感謝するとは、行動が伴わないといけないことを伝えた。

 

感心にも、生徒さんたちは、よく聞いて頂いた。どこまで伝わったかまだ分からない。

しかし、先生になった私が一番勉強になったのだろう。

 

 話を聞いて頂いて、少しでもお役に立てたら幸いだ。

 

 「目の前に起こる全ての困難や障害は、自分の努力で必ず解決し、乗り越えられることしか起こらない」これを、本日知ってもらいたいこととして、生徒さんに書いてもらった。

これを自己紹介の後に、書いてもらったのは、一つだけでも覚えて頂きたいと思ったからだ。

 これさえ覚えてくれたら、大成功であろう。

出前授業に感謝感謝!!