オバマ大統領が核撲滅を提唱し、ノーベル平和賞を授与されました。その時頭によぎったのが軍縮の後に世界大戦が行われたという事実です。
核をなくす事と、世界平和がイコールという考えを安易に考えるのは、歴史を知らないからと思うのは私だけでしょうか。核が有るので平和を保つことができ、核が無くなると即戦争がはじまると思うのは、安易な考えでしょうか。オバマの影に、どんな流れが有るのか、アメリカ派と言われた小沢氏は何故中国に媚を売るのかなんて考えているのは、私だけでしょうか。
こんなにいろいろと疑いを持って世の中を見るようになったのは、小学校1年から2年にかけて読んだ、多胡輝先生の「頭の体操」のせいです。また事実を知れという教育は「金八先生」の時書きました、糸井先生のお陰です。糸井先生や武田鉄矢氏が、今で有れば先生になれないのは、現在の教育大学は難しくて通らないということでした。それは詰め込み教育だけで、世間の事はマスコミ通りに信じ、疑って自分で考えない人が、子どもを教えているという怖い事実があるからでしょう。
小学校の実験で、「太陽の影を追わせて、観察結果を発表する時に」2年生の生徒は「本当は太陽が地球を回っているのですね」と言ったとあります。これも事実と思います。答えを一つとして教えていくのは教育でしょうか。
その前に道徳がなくて教育はあり得ない。この間勉強している小学4年生の女の子の、親への態度が悪かったので、「勉強やらするな!!」と叱り飛ばしました。理由は、「どんなに勉強ができても、常識や道徳・人間としての生きていく基本がしっかりしないと、意味がない」ということです。これは、吉川英治(作家)先生の「正義なき力は無なり、力なき正義もまた無なり」という言葉に似ています。
武器もそうでしょう。交渉力とは「正義あっての事、力あっての事」。世界平和を本当に目指すためには、よく物事を考えること、地球温暖化とは本当は?等考えていくのも教育。答えは一つではないはず。
来週は多胡輝先生の「しつけの習慣」を紹介します。
小学生の柔らかい頭に、感謝感謝!!