先日、NHKスペシャルで数学史上最難関の難問と言われた、「リーマン予想」についての話がありました。



「リーマン予想」とは2,3,5,7,11、・・・と一見無秩序でバラバラな数列にしか見えない素数が、どのように現れるかということを解き明かすことですが、数学者たちは、素数の並びの背後には、「何か特別な意味や調和が有るはずだ」と思ってきました。



 最近の研究では、素数の規則が明らかにされれば、宇宙を司る全ての物理法則が自ずと明らかになるかもしれないと言います。



 番組では、「創造主の暗号」と言われる素数の謎に挑戦し、敗れた天才たちのドラマをたどってありました。



 私は勉強はできませんでしたが、このような数学の謎に挑戦するのが大好きで、数学を解いていくと、いつの間にか物理学になり、物理学をとことん考えると、突然神が出てくるという体験を中学1年の頃にしていました。



 今ではその感覚がなくなり、この番組を見ることで、37年ぶりに戻って来ました。



 小学4年生の長女はいつもは漫画とお笑いの番組しか見ないのに、これはなぜか一生懸命見て、面白いと言っていました。



 また妻も、家事をしながら見ていたのに、(素数の並びは)「年輪と一緒やろ」といとも簡単に言っていたのには驚きました。



 意外とこの直感が当たっているのでは、と思った次第です。



 アインシュタイン博士がこのようなことを言ってあります「神のパズルを解くために生まれてきた」。



 神は永遠にこの宇宙の創造主として生き続けることを決めてあるのならば、人間がどんなに時間をかけても解き明かせられないことを、パズルとして作っておられるのか、いずれは解き明かせても、次々に永遠に問題を用意下さっているのか、



 もしくはパズルを解いてしまえば、この宇宙とともにこの世がなくなりまた新たな何かが始まるのか・・・と考えるのは私だけでしょうか。



いずれにしても、どんなに発明しても、人は忙しく、楽にならないのはどういうわけなのか・・・これはリーマン予想が150年たっても解かれないのと同じなのかと思いたくなります。



 「リーマン予想」が解かれると困ることは、クレジットカード番号や口座番号を暗号化する通信の安全性は、「素数の規則が明らかにならないこと」を前提にされているからです。



 ですからこれはこのような社会がなくなってから、解けるように、神が仕組んでいるのかもしれません。



 我々のお香の伽羅の匂いはどんなに科学的に解明しようとも同じものと程遠く、大変難しいと言われています。



 自然の解明は、神が許しているものとそうではないものがあるのではないでしょうか?



 だからリーマン予想を解明しようとすると、学者たちは、精神的におかしくなるのではないでしょうか?まだ解くなということで。



自分でやることは、自分の得意とすることからやるのが、神との約束のような気がします。



それにしても「リーマン予想」で、去年の「リーマンショックの予想」は出来なかったのは残念です。

「神の暗号」に感謝感謝!



*素数とは:1と自分自身以外に割り切れなくて、自然数で1ではないもの